優勝  百目鬼勝正 1109-568-314(1991)308-291(2590)
第三戦と言えば真夏の大会となるべきが、台風接近中のため朝からどんよりとした曇り空。フィールド状況は、暑かった夏の後遺症でアオコが発生している。しかも15〜20pぐらいの減水でかなり悪い状態。オカッパリには厳しい戦いになりそうでした。
 この夏ヒラメ釣りに通い続けた私は、全くプラをしないまま参戦するありさま…とりあえず事前に考えたプランでは、本命は流入河川とし、台風により増水しいる時は水門をメインで本湖勝負。
 スタート後は、本命の流入河川を3本探ってみたが、減水の影響で流れが弱く状況が良くない。仕方なくキーパーを捕りに浪逆浦に移動。インチホッグのツネ吉で護岸を2往復して7本をゲット。しかしサイズが小さく3本選んで1sチョット、これでは勝てる訳がない、どうしてもキッカーが欲しい。ここで考えた ? ? ? 今日の天気は雨、このまま降り続ければいずれ川は増水し流れが出てくる、となれば元気なヤツが川に入ってくる、もしくは居ても食わない魚の活性が上がり動き出すかも???キッカーをゲットするには、川以外にあり得ない。思い切ってSリバーにかけてみよう!10時前に戻ってみたが状況は変わっていない。とりあえず打ってみた。何の反応もない。時間つぶしに近くの水門、川の吐き出しを打ってみたが、これまた無反応。11時半再びSリバーへ、ついにチャンスが訪れた、用水路からの排水が水門から流れ込み始め、川にも流れが出てきた。ラストチャンス!!リーチのツネ吉を流れ込みの際に入れステイ、しばらくしてラインが走り出しフッキング、キッカーには充分な重さの引き、左手がバスをつかんだ瞬間は何とも言えない快感。第2戦に続き土壇場でのキッカーゲット、この強運を逃さず最終戦もガンバリます。
準優勝 江戸 達美 1082-369-276(1727)
夏休みを利用して、3日間ボートで北浦に入りました。
13日、18日は水温が30度を越えていましたが、22日30度を切っていました。
水温が高いときは、中層で、フォールの釣りで反応がありましたが、水温の下がりだした頃は、ボトム付近でのシェイキングに反応があり、このまま水温が上がらなければ、ボトム狙いでいこうと思っていました。

当日、出ればデカイ本湖が魅力でしたが、最近よく同行する友人と来たため、まず型を見ようと黒部川へ向かいました。僕自身も黒部川は2度目だったのでぶっつけ本番。
まず最下流の水門へ。見た感じすぐにでも釣れそうな感じでしたが、結構流れがあり、
5グラムのテキサスリグが、ナチュラルドリフトしてしまって、思うように釣りが出来ませんでした。
結局ここではノーバイト。久しぶりに、分厚い北浦マップを広げると、少し上流にドックがあるようだったので、そこへ向かって移動。ドックのそばには桁沼川というアウトレット?な川があり、その川から釣り開始。船を留める杭があって、川の真ん中ではボラの群れが行ったり来たりしていました。僕が杭をテキサスリグで打っていると、友人のスピナーベイトにヒット、しかし寄せてきた所でバレてしまいました。30センチ位だったと思います。友人は、ボラの群れを狙ったと言っていました。
その川も粘りましたが、それ以外にバイトはなくドックへ移動。ドックの中はノーバイトでしたが、ドックの外(黒部川)でようやく1本釣りました。かなり小さいバスでしたが、このバスがヒントをくれました。
それまでテキサスリグをボトムバンプで釣っていましたが、ジグヘッドリグに変えてスイミングさせたら出ました。浮いているかもと思い、護岸きわを同じように釣っているとすぐにこの日1番のキロアップ! そしてさらに数分後小バス!もう少しやりましたが、反応がなくなったので移動。
結局その後は、ノーバイトで終わってしまいました。今思えば、反応があったエリアは、北からの風がかなり当たっていたのが良かったのかなあと思います。
今回2位という結果には満足でした。


リグ  ジグヘッドリグ 16分の1オンス
ワーム スライダーワーム
ライン 4ポンド
3位  飛田 勉  1287-314(1601)
皆さん雨のなかご苦労様でした。私は、4〜5年前別のトーナメント(ミドルカップ)に参戦している時に、釣れる北浦をメインに、魚を拾っていました。その後、約2年なかなか北浦で釣りが出来ず、去年の8月のマッティーズが久々の北浦での釣りでした。その2年間で北浦は、釣れない北浦へと、激変していました。去年の大会から、1年間あの頃の記憶を信じて北浦、本湖を周りました。でも未熟がうえ、本湖で魚を釣ることができませんでした。これでは、まずい・・・と。
皆さん凄いですね!どこからそんな魚持って来れるんですか?ビビリました。話しを聞くと『川』。夏は川。と言う言葉を信じて、豪にいれば豪に従え、という事で、まず水神川で水門をチッェク。でも水が少なく、すぐ鰐川へ移動。はじめに入った水門でノーシンカーで探ると反応なし。途方に暮れていたら、空いた水門と、水面の隙間が10センチくらい空いていて、そこにノーシンカーをスキッピングさせて放りこみ、ボトムまでフォール。チョン×2とワームを持ち上げてまたフォール。これを繰り返してフォール中にバイトがあり、ききあわせしてランディングしました。いいサイズがでたのでとりあえず移動。L特急テトラで吉沢さんに、「ここに魚いるよ」と、天のお告げが・・・。まねして釣りだすと、立て続けに2本かけ2本バラシて魚の存在を確認。そして移動。左岸から右岸、そして、本湖、口の空いた水門。スキッピングしまくりました。でも反応がなく、始めの魚は、釣れちゃたことに気付き、時間もなく、なんとか数揃えないと・・そこで、天の声を思い出し、速攻テトラへ移動。1投目からいきなりラインが横へ動きだし、あせってやりとり失敗。バラシてしまいました。その後反応がなく30分位したら待望のコバッチが取れました。ここで時間がなくなって終了です。ちなみに、スワンプクローラーのワッキーで1日通しました。  
ベイトやスクールしてるバスの居場所はさっぱりわかりません。だから目で見えるストラクチャをタイトに打って来ました。固体数の減少、プレッシャーなど難しいですが、釣り人が少ない今、基本のストラクチャには、いい固体が確実についいていると、思っています。今回は取れる魚がいませんでしたが、いれば間違いなく、コンディションのいい魚が取れると思っています。